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引越しをした。

ほとんどが秋と冬のヨーロッパから、常夏の東南アジアに移った。
暑い。

見えるものがまるで違う。
天に向かって延びる黄金の寺院、ごみごみとした埃っぽい道路、人々の喧騒、トリップするような陽射し。
本当にまるで違っていて興味深い。

そしてなにより驚いたことがひとつ。

通貨の違う国へ来て、しばらくすると、貨幣価値がわかってくる。頭で計算する価値ではなく、感覚がでてくる。
そして、自分が日本人ということをより強く感じる。

買い物をしながら、ふと思った。


……高い。

正直、もっと物価が低いと思っていた。いや、思い込んでいた。私の中で、15年前の旅行で訪れた東南アジアの感覚から随分かけ離れていたように思える。

これって、大変なことだと思う。
これって、ものすごく大変なことだと思う。

どんどんどんどん経済成長してるってこと。

このままふんぞりかえっていい気でいたら、簡単に追い越されるよ!
頑張らないと!!
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# by michiko-kk | 2015-04-15 23:29
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今回の個展のサブタイトルは「かぐわしい光」。
かぐわしいは香しい、もしくは香細しいと記します。

なんとも良い香りだったり、素晴らしい出来栄えを讃えるときの言い回しなのですが、今回は少し違う意味も含めています。

生命。

ヒト、動物、虫、植物、微生物…。この世に存在する生命はおびただしい数であり、那由他の数ほど生と死が蠢いています。

なにかが生まれるときにもなにかが死んでいる。
生命の誕生は、美しいだけではなく、何処かで死の、腐敗臭も存在しているはず。

美しいものの下には毒気を帯びた腐敗臭。
呼吸をするように、奥底から湧いてくるもの。
それはものの理であり、生命体はその全てを受け入れて、共存していくわけです。

死、もしくは生。
生、もしくは死。

止むことのない、繰り返すループ。
喜びでも哀しみでもなく、ただそういうもの、なのです。

でも、できれば一瞬のそこには歓喜の声も聴こえ、新しく生まれるかわる瞬間でありたい。

今回はそんなことを考えながら作りました。

言葉で言うのはなかなか難しい。
だからモノを作り、伝えたいのかもしれません。
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# by michiko-kk | 2014-11-21 22:37
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個展のお知らせです。

「亀江道子展ーかぐわしい光」

2014年12月3日(水)→2015年1月13日(火)
日本橋高島屋2階 アートアベニュー


クリスマスにお正月。
イベント事が盛り沢山の年末年始ですが、皆様のイベントのひとつにいれてやって下さい!

ぜひぜひいらして下さい〜!
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# by michiko-kk | 2014-11-06 14:28
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『神戸アートマルシェ2014』

サコダアートギャラリーからの出品です。
皆様、ぜひぜひお越し下さいね!

Date : 2014.9.28 [Fri] — 9.28 [Sun] 11:00—19:00
Location : KOBE MERIKEN PARK ORIENTAL HOTEL
Contact : kam@art-marche.jp
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# by michiko-kk | 2014-09-17 00:28
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展覧会を2つ、いや3つまわった。

おかしなこともあるものでどれも偶然が偶然をよび、1日でチケットが集まった。
頭がクラクラするくらい疲労困憊したけれど、とても収穫のあるものだった。

絵が好き、というよりも、その絵を描いた画家の人生に興味があり、それは苦難に満ちているほど深く知りたくなる。

ヴァロットンもそうだ。
彼の悩みは、自らが招いた悩み。
誰だって下心はある。それで人生が変わるようなことなら尚更。
だけど、そのせいで一生コンプレックスを抱き、悶々とすることも。
それがダイレクトに絵画に現れていて、むしろ納得されられた。
すごく面白かった。

芹沢銈介は、観にいってよかった。
なんとなく、目にしたことはあるものの、じっくりと鑑賞したのは初めてかもしれない。
年月を経て、自分も年を重ね、やっぱり美しいと思えるものは本物だ。
こうでありたい、そう思った。


自分の意思に関わらずに、思わぬところからやってくる知らせは、何かを気づかせるためのメッセージなのかもしれない。

なんだかわからないけれど、つきものがとれたような気もする。



今はそう捉えておこう!
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# by michiko-kk | 2014-09-16 18:00