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soirée 喫茶ソワレ

年に一度はひとりで関西に出かけます。

どっぷりと東で育った私でも、京都は特別。
京都で陶芸やってましたもの。

会いたい人は一度ではまとまらないため、流れに身を任せています。
会うべきときに、会う人がでてくるもんです。

ちょこっとずつ書いていこうかな。

まずは、ほんっとに小さいこと。
喫茶ソワレ。
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高瀬川近く、青い照明が幻想的。

日本にはやっぱり「喫茶店」がよく似合う。
カフェって、やっぱりcaféなんです。
どういうことかって?

カフェは文化を積んでいるってことが根本にあると思うのです。

その町並み、その国にあった文化、飲み物。

京都・高瀬川沿いにある喫茶ソワレは私の憧れ、理想が完璧!
まず名前。ソワレとはフランス語で「夜会」を意味します。
建物、内装、メニュー、東郷青児の絵画、無音の空間。

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あの昭和初期の海外の流れを取り入れた微妙な空気すべてで満たされる。
海外のカフェではなく、日本に流れ込んだ「キャフェー」!なのです。

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ゼリーポンチ。
色とりどりの宝石みたいなゼリーに炭酸水、レモンのスライス。

なんとも言えない幸福感。

他のメニューにも炭酸水ってのがありました。
すみれ色とかあるんですよ。

それにしても、思うことは唯一つ。
まわりのお店がとても残念、ということ。

この静かなソワレの近隣は、ラーメン屋さんやらの看板でひしめいてる。
時代が変わっているのだから仕方がないのでしょうけど、小さな高瀬川とソワレを
みるたびに、きっと昭和のはじめ頃には情緒溢れる静かな通りだったのかと思う。

ヨーロッパのカフェは街並みに溶け込んでる。
街並みしかりのカフェ。
そして古の文化人も通った、時代を超えてのカフェ。

この先、ソワレみたいな喫茶店が残るような時代でいてほしいです。

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by michiko-kk | 2011-08-29 17:03 | 旅/travel