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京都ARTFAIR
サコダアートギャラリーより出品されます。
昨年と同じく、日本画家・高村総二郎さんとの二人展です。

京都ARTFAIR『高村総二郎 亀江道子展』
2013年4月26日〜28日
www.kyoto-aa.com/

是非、春の古都で美しさに出会ってください!
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by michiko-kk | 2013-03-30 09:51 | 仕事/work
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2013年3月23日。
和蝋燭の灯りに包まれた、いにしえ茶會が終了しました。
予想を上回る大盛況ぶりに、ご来場された方々には感謝感謝でございます。

さて、前回の金の謎。
私もこの日、この目で見るまで正解がわからなかったのです。

まずひとつ。
見るものが意識をあげないと良さがわからないということ。
そして、我々は現代の文明に馴染み過ぎてしまった、ということ。

鈍い輝が、光らない輝きと認識されてしまうのが少し残念でした。
そうではないのに。
明るすぎることに慣れ過ぎた私たちは、静かさや情緒さを失ってしまったのでしょう。

やはり谷崎の生きていた100年前とは感覚が同じではないのかな…とも。
やり遂げた充実感と同時に何故かもやもやとしたものも生まれてしまいました。

人は、暗いところで何かを見る時、もっと明るいもとで見たいと願います。
もっともっと、全部をみたい!

そうではないのです。
暗闇の仄暗い中、輪郭さえもぼやかすなかに、人を魅了するものが潜んでる。
魔物か、妖か、泡沫か。
みえにくいからこそ、そこに情緒と官能が生まれる。想像力がうまれる。
感覚が研ぎ澄まされる。

そこがきちんと伝わっていたのかな、との疑問。
ちゃんと闇を楽しめたのかな?

そんな疑問を抱えつつも次回へとと繋げていきたいです。
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by michiko-kk | 2013-03-27 13:06
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金彩には二種類あります。
本金と、それ以外。
写真左はマット金と呼ばれる金。
マット金とは、化学薬品に20%くらい金成分を混ぜたもの。

本金は読んで字のごとく、成分は金。
コレを細かくすり潰したものを、絵の具のように塗れる状態にします。
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どちらがよくて、どちらが悪いというわけではありませんが、本金はとにかく高価。
最近じゃ、質の良いマット金もあるから、本金なんぞ使ってる人の方が少ないくらい。キレイなもんです。

ちなみに、すべて本金のみ。

見え方が違うのです。
きちんと本物をみてくると、まるで違う。

さて、今回の3月のお茶会の話。
陰翳礼讃。
ご存知、谷崎潤一郎の陰翳礼讃をオマージュとしたイベントになるのですが、キーワードは『本物の闇をみたことがあるか』という問い掛けです。

現代の電灯のあかり。
すべてを消した本当の闇。
そこへ、和蝋燭だけを燈す、灯り。

灯りとは闇をみるためのものかもしれません。

そして、本題。
私も未だ未踏の、本物の金、です。
私の扱う本金が、本当はどのようなものなのか。

次回、その謎に迫ります!
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by michiko-kk | 2013-03-10 22:01